話が違う・・・
先週、こんな相談が相次いで舞い込んだ。
「大手人材会社経由で転職したのですが、その時の
求人票を見ると、まったく状況が違っていました。
大変な状況ということが、全くわからなかったのです。
そういう情報は小出しには出ていたのですが、
正直言って 自分が入社する時には解決していると
言われていたし、もう元の会社を辞めるという手続きを
してからだったのです。」
「ヘッドハンティング会社は、給与制度を理解していなかった。
年俸1500万円と言われたが、固定部分は少なく、3ヶ月毎に
評価されて、どんどん減っていく・・・。
それを相談に行ったが、『知りませんでした・・・』で済まされて
しまった。」
いずれも、30才代と40才代の、それなりの社会経験を持った
人からの相談なので、少し考えさせられてしまう。
いろんな意味で、酸いも辛いも知っているはずなのに
「話が違う・・・」となってしまうのだろう。
もちろん、なかなか希望の案件がなく、思わず飛びついて
しまったのかも知れないし、人材会社を信用していたかも
しれないし・・・。
こんな時、僕はこうアドバイスすることにしている。
1)人の考え方が変わるように、企業も考え方・状況が
変化するので、常に最新情報を確認することを忘れない!
例えば、内定してから入社までの期間が長くなる場合などは、
頻繁に企業との接触を図り、状況を把握する。
2)自分にとって、良い面ばかりを見ないで、悪い面も見ること。
相手会社又は人材会社が良い事ばかりを言う時は疑え!
何か課題や問題があるから、それを解決してくれる人材を
探しているのだ。
何事も、メリット&デメリットの分析が大切だ!
それにしても、他の人材会社への不満を聞いて、僕自身も
「紹介先企業の情報集めにもっと力を注がないと・・・」と
他人のフリみて、我がフリ直せ!と思うのだ。
「これだけやったから!」とか、「完璧だ!」というのは
人材紹介には無い! 100点満点は無い!
うーーん、身が引き締まる思いだ!
(自民党ではありません・・・)
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