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2005-02-18

16年勤めた外資系を辞めて・・・

「今の会社の考え方に我慢できなくなりました。24時間365日のサポートに、自宅で休んでいても、いつ呼び出しの電話が掛かるかと思いながらじゃ、体も心も休まりません。子供の運動会や参観日にも行ったことがない。真剣に転職を考えたい。」 

Ⅰさんと初めて会ったのは、ちょうど1年前。それも夜勤明けの朝、調布駅前。
専門学校を卒業して、ほとんど新卒に近い形で、外資系企業に入社、16年間カスタマーサポートの仕事に従事、マネージャーになって、年収は1000万円を越える。

外資系にいるとは言え、英語にあまり自信がなく、38才という年令、カスタマーサービスという仕事、etc.今の年収をキープして転職することはかなり難しい。「それだけ年収があれば、辞めない方が良いと思いますよ。」と僕はアドバイスしたが、「年収の問題ではないんです。覚悟は決めていますから・・・」と彼ははっきり答えた。

・・・とは言っても、案件はそう簡単にあるわけではない。彼の年収を聞いたら、求人企業から、「うちはそんなに出せないよ!」、「転職しない方がいいんじゃない?」、「年収ダウンしても良いというのは、何かあるんじゃないの?」という声が帰ってくることが多かった。

そして、昨年末、当社が大変お世話になっている日本企業のセールスエンジニアマネージャー候補として紹介、今月から入社することになった。年収は400万円近いダウン。
「本当にこれでいいのか?家計を預かる奥さんはどう思っているんだろう?」僕は未だに悩んでいる。でも、彼の言葉は明確だ。「その分、家族といる時間を増やすことができる。今年の住民税は大変だけど、女房も説得しました。それよりも新しい仕事で認められて、元の年収レベルに早く戻したいと思います。部長クラスになれば可能ですよね!」

Ⅰさんとも、ずっとお付き合いさせてもらいたいと思っている。


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